『ガンダムビルドファイターズ』の外伝『ガンダムビルドファイターズA』(月刊ガンダムエース連載)と、同『D』(月刊電撃ホビーマガジン連載)に登場した「Hi-νガンダムインフラックス」が、プレミアムバンダイよりガンプラ化!
これを、プロモデラー フクダカズヤが、『ガンダムビルドファイターズA』コミックス第5巻に登場したカイラ仕様をイメージして製作しました。
今回から、製作記事を開始します。
ほぼ素組みだけれど、一工夫してカイラ仕様に
HGBF 1/144 Hi-νガンダムインフラックス
まず、写真をご覧になり「え?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、「HGBF 1/144 Hi-νガンダムインフラックス」の紹介です。予約を済ませお手元に届くのを楽しみにしているビルドファイターズA&Dファン、アランファンの方も多いのではないでしょうか。
この度の製作にあたり「え? ボクでいいんですか?」と思いましたが、デザインから担当されたNAOKIさんはすでに数体製作されていましたね。そんじゃ、みなさんご存知の見慣れた設定画配色のインフラックスではなく、せっかくなのでコミックス5巻に登場した“カイラ仕様”をイメージして塗装してみよう! と思った次第です。あくまで個人の創作で、オフィシャルなものではありませんので誤解なさらぬように!
前述しましたように、今作は「色替え」をテーマとしましたのでキット自体はほぼストレート組みです。肉抜き穴すら埋めていません。いやもう別にやらなくても十分カッコイイんで問題ないですよ(笑)
行なった工作は省略されたモールドの復元と、ちょっとしたディテールアップ、エッジの処理とヒケの処理です。フェイス部のみ後ハメ加工しており、塗装後に接着しています。
「いやぁ実はですね、劇中にフィンファンネル装備型が登場するみたいなんですよ。そ・こ・で!ですね……」という担当さんからの突然の電話。見て見ぬフリをしていたファンネルユニットでしたが、こちらもバッチリ製作しておきました。また劇中には登場しないと思いますが、せっかくあったので、バズーカも用意してみました。
さてさて、カイラ仕様(という脳内設定)なので、シールドの先端にはパイルバンカーが必要ですね。なので3ミリ径のプラ棒で通常時の短い状態と攻撃時を想定した伸びた状態の2種を用意してみました。
伸びたパイルバンカーがあるならばドーンと拳を突き出したポーズをさせてみたい……。そこで肩と腕の間にはさみ込む外連味のあるポーズがとれるジョイントパーツを製作しました。
このポーズをキメるため、しっかり握りしめた左手が必要だったので、ビルドカスタムシリーズの次元ビルドナックルズ「角」からLサイズの握り拳をチョイスしています。厳密にはキット付属よりもひと回りほど大きいのですが、さほど気にならないだろうとも思いましたし、突き出した拳が大きいのもカッコイイよね!とも思いました。
次回は、塗装についてご紹介します。
DATA
HGBF 1/144 Hi-νガンダムインフラックス
■1/144スケールプラスチックキット
■価格:3,240円(税込)
■プレミアムバンダイにて受注中(4月6日9時受け付け終了) 4月発送予定
■発売元:バンダイホビー事業部
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