※この記事は8月1日までの公開です。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』に登場する、モビルスーツの祖となる機体「ヴァッフ」がHGにて立体化! これまでのTHE ORIGINシリーズガンプラ同様、細かいディテールが楽しめるキットです。これをサエキコウイチが製作。今回は、手足と武装について。自分好みのプロポーションにするため、かなり作り込んでありますので、その方法を含め、ぜひご覧ください。
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HG 1/144 ヴァッフ
腕部
上腕部を十文字に切断して1mmプラ板で太らせました。握り手の親指の形状が気になるので、エポキシパテで修正しました。
脚部
脚部は全体的に大きく手を入れました。モモをプラ板で2mm幅増し。せっかくのキットのモールドを活かすため、前側は中央で、後ろ側は三分割でと、切断してプラ板を挟む位置をそれぞれ変えています。スネはストンとした単純な円錐形で、少々色気が足りないと思えたので、エポキシパテを盛ってふっくらしたラインに変更しました。
途中写真で銀色に見えるのは、パテ盛り前にガイドとして貼っておいた糸ハンダです。こうしてふくらみのトップを決めておけば、盛り削りがやりやすくなります。
スソの丸モールドは開孔して丸モールドの市販パーツを貼りました。スネ内側には、足首の可動を妨げない程度にディテールを追加しています。また、スネはダボを切り取って前後で後ハメできるよう加工しました。
スネから足首へとつながるラインが分断され、おさまりが悪く見えたので、足首の甲をエポキシパテで上方向に延長。ここも、プラ板で高さのガイドを作ってからパテ盛りすると良いです。
武器
試作型バズーカは段落ちモールドのおかげで合わせ目処理が必要ありませんが、好みで一部を残して埋めました。弾頭はダボを削り取って後ハメ化。スコープのレンズはUVクリアレジンの自作レンズに置き換え。
シールド断面にスジ彫りを加え、積層装甲ふうにしてあります。保持力が少し不安だったので、腕への接続にはネオジム磁石を使っています。
ヒートホークはキットのまま。おまけでザクマシンガンも用意しました。HGUCグフ付属のものです。このタイプのものが時代設定的に合うかは疑問ですが(汗)。
次回は、塗装について、お送りします。
DATA
HG 1/144 ヴァッフ
- 1/144スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:1,836円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
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