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ガンプラ作例【HGUC 1/144 グフ】を、GASが製作!(その2)~動力パイプを差し替えにして楽しむ~

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_MG_0707※この記事は7月1日までの公開です。

 

一年戦争を彩った名機「グフ」がHGUCシリーズで“新生”! これを、プロモデラーGASが製作しました。今回から、作例記事を開始します。

 

 


 

HGUC 1/144 グフ

 

今回はHGUCに、新生-REVIVE-として新規設計にて発売されたグフを製作しました。キットは先に発売されたグフR-35のパーツを共有している、ABSを使用していない最新型の設計で、旧型のHGグフとはディテール、プロポーションなどすべてが刷新されています。

 

早速組み立てます。すでにちまたでは仕上がりに賛否両論出ているみたいですが、私個人の感想としては、ここ最近までのグフのデザインの解釈である、やたら大きすぎる肩アーマーや、藪睨みが効きすぎた強面のフェイスなどがもう一度元イメージに戻されたのが非常に好感が持てます。

 

プロポーションとしてはやはり全体的に細身で、下肢が長く感じますが、何より一番びっくりしたのが可動範囲の幅の広さで、元設定画をほぼ完璧に再現しつつ、これだけ自然なポーズで可動することは、もはや驚嘆に値します。名キットになる予感を感じます。

 

これらを踏まえて、今回はキットを全肯定しつつ製作を開始します。今回もキットレビューですので「お手軽で見栄え良く」をモットーに、若干インチキを交えながら製作していきます。

 

まずは肉抜き穴ですが、これは目立つところは一切ないので全て未処理です。次に合せ目消しです。肩アーマー、下腕、下肢後ろ側のパーツが必要です。塗装派の人は接着継ぎ目消しにて処理しましょう。

 

下腕部のパーツはちょっと細かい後ハメ加工が必要になります別画像にて確認してください。

 

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▲後ハメ加工の方法。赤く塗っている部分を切り飛ばします。

 

次に動力パイプです。ジオン系の作例が多い自分は、いつも市販パーツを使用していますが、キットのままの動力パイプの再現も実は好きですので、今回はキットのパーツを使用しています。

 

インジェクションの抜きの都合で斜めになったモールドを目立つ所を修正しつつ、肉抜き穴を埋めて使用しましたが、結果としてこのキットの売りである可動を阻害してしまうことになるため、そのまま塗装したものと差し替えられるようにしました。別画像にて確認ください。

 

 

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▲加工途中の腰の動力パイプです。上がディスプレイ用に隙間を埋めたもの、下が可動用のものです。プラ材とシアノンで隙間を埋めてモールドを新たに彫り直します。インジェクションの都合で斜めになったモールドは、目立つ所を角度を変えて彫り直しています。

 

▲完成後の2種類の動力パイプ。左が可動用、右がディスプレイ用。

▲完成後の2種類の動力パイプ。左が可動用、右が隙間を埋めたディスプレイ用です。

 

モノアイは市販パーツを使用しています。

 

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▲市販パーツを使用した頭部。

 

▲キット付属の左手の平手は、親指のほか4本の指も根本から可動しますが、作例ではさらに中指と薬指を切り離し、別々に可動するように工作しています。これにより、このページ冒頭のポーズカットのように、より豊かな表現が可能となっています。

▲キット付属の左手の平手は、親指のほか4本の指も根本から可動しますが、作例ではさらに中指と薬指を切り離し、別々に可動するように工作しています。これにより、このページ冒頭のポーズカットのように、より豊かな表現が可能となっています。

 

 

DATA

HGUC 1/144 グフ

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:1,620円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

関連情報

 


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