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ガンプラ作例【HG 1/144 局地型ガンダム】をサエキコウイチが製作!(その3)~腕部・脚部編~

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01_MG_1652

▲「HG 1/144 局地型ガンダム」。製作:サエキコウイチ

 

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のメカニカル考証企画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD』より、新たにデザインされたガンダム「局地型ガンダム」がHGで登場! のちに陸戦型ガンダムや水中型ガンダムにつながる系譜を持つだけでなく、THE ORIGINのHGシリーズ初のガンダムタイプとしても注目度の高いこのキットを、サエキコウイチが製作します!

 

 

第3回となる今回は、腕部・脚部の改修についてお送りします。大きくバランスを変更した上半身とのつながりをよくするべく、幅増しや延長工作をおこなっています。

 

 


 

HG 1/144 局地型ガンダム

 

腕部

少し短く思えたので、プラ板を貼って上腕と前腕とで1mmずつ延長。

 

左腕のラッチ基部は、設定画では前腕の白い部分に少し食い込んでいます。それでなくともここは面構成のつながりが少しおかしいので、プラ板で修正しました。右腕側面の穴は、必要ないので埋めました。

 

また、C面の■モールドが抜きの都合で凸になっています。他の部位に合わせて凹に彫り込みました。

 

キットの手首はなかなか良い形状をしています。親指がめり込んでいないのが嬉しい! 甲パーツの厚みを増して、握り手としての見映えを向上させました。そのかわり武器が持たせられなくなったので、通常の手首も用意しました。

 

02_MG_1584短く見えた腕部は上腕・前腕でそれぞれ1mmずつ延長。あわせて左腕ラッチ基部の形状も修正しています。

 

03_MG_1610キット素組み写真です。

 

04_P7120077途中写真。手首はキットパーツの甲部分を幅増ししています。

 

脚部

ヒザ関節を後ハメ化。途中写真を参照してください。

 

アンクルアーマーがスネと一体化しているのが気になります。慎重に切り離し、整形後に足首側へ移動させますが、接続にネオジム磁石を使用してみました。くるぶしに磁石を仕込み、アーマー側にスチール球(…がなかったので、スクリューネジの頭を切ったもの笑)を使用。接続は内側のみとし、足首の可動に追従しやすくしました。ソール内側のアーマーが当たる部分は削りました。

 

全体的に細く感じたので、モモ~スネを幅増し。モモは側面にプラ板でゲタを設けてから、エポキシパテを盛って太らせました。

 

スネはプラ板で1mm幅増ししていますが、前は正面パーツの左右に0.5mmプラ板を貼り、後ろ&ふくらはぎは合わせ目にそのまま1mmプラ板を挟んでいます。キットのモールドを活かそうとすれば、同じ幅増しするにしても、部位や方法はその都度工夫が必要です。

 

05_P7120076ヒザ関節は、写真の赤く塗られた部分を削って後ハメ化しています。

 

06_P7120092太もも、スネはそれぞれ幅増ししています。

 

07_MG_1588完成した脚部です。太もも、スネの幅増しにより、肉感的なラインになりました。

 

08_MG_1599アンクルアーマーは別パーツ化し、磁石で接続しています。

 

09_MG_1615 10_MG_1625キット素組みの写真です。

 

次回は、塗装~フィニッシュについてお送りします。

 

 

DATA

HG 1/144 局地型ガンダム

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:2,160円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

関連情報

 

 


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