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ガンプラ作例【 MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)】を射水宏が製作!(その2)~工作編~

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▲「MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)」。製作:射水宏

 

 

MGサイコ・ザクのリリースも決まり、勢いにのる『機動戦士ガンダム サンダーボルト』より、主人公イオ・フレミングが搭乗するフルアーマーガンダムがKaブランドで発売中!

 

内容は、サンダーボルトメカの特徴である豊富な武装やサブアーム、さらには全身のアーマー着脱までを、あますところなく再現したスーパーキットです。

 

今回、作例を担当したのは、精緻な工作で玄人を唸らせる射水宏。ポイントを押さえた工作とともに、アーマーの着脱を考え、成形色を活かした新しい塗装表現(ふつうの成形色フィニッシュとはちょっと違う!)にも注目してください。

 

 


 

MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)

はじめに

今回は、40過ぎの自分としては若干色めき立つアイテム、サンダーボルト版フルアーマーガンダムを制作しました。子供の頃に流行ったMSV(モビルスーツ・バリエーション)のそれとは別物ではありますが、各部で従来の意匠の残った部分も散見されつつも、より“メカっぽさ”も強調されたデザインで非常に「カッコイイ」と思いました。

 

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▲現代的でありつつも、ところどころにMSVの意匠を残すデザイン。直撃世代のハートも鷲掴みです!

 

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▲リアリティあふれる全身の武装や関節のシーリングなど、「メカっぽさ」の演出に一役買っています。サブアームは自由に可動し、シールドも支持できます。すべてストレート組み。

 

全体の工作について

今回は、成形色を生かした仕上げにすると最初に決めたこともあったので、基本的に素組で制作し、加工は部分的なものにとどめています。

 

気になったのは、各部の凸モールド。上腕・肘・太もも両脇・バックパックの6角形部のパーティングライン上にそれぞれ存在するのですが、金型の都合でこうなっているだけで、本当は凹モールドにしたかったのでは? と思われたので全部彫り直し、上腕のものについては貫通させて処理しました。

 

あと、バックパックのキャノン砲とミサイルポッドの基部のパーツのパーティングライン上のモールドが、円形ゆえ処理が面倒だったので、削り落として同サイズのエッチングパーツに変更。エマージェンシーポッドにも、同様に処理しにくい位置に円系のモールドがありますが、こちらは形状修正も含めて、市販のパーツに変更してバーニアらしく凸から凹にしました。

 

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▲バックパックなど、各部の凸モールドは凹モールドに変更しています。

 

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▲キット素組み。

 

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▲上腕の凸モールドは貫通させて処理しています。

 

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▲キット素組み。

 

13_mg_4710エマージェンシーポッドのバーニアは、市販パーツに変更。頑張ってパーティングラインを処理するのも手ですが、思い切って市販パーツに変更してしまった方が、はやく、キレイに仕上がることもあります。

 

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▲パイロットフィギュアは丁寧に塗り分けています。

 

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▲バックパックの武装接続用ジョイントも、パーティングライン処理の手間を考えてモールドをエッチングパーツに変更しています。

 

16_mg_4775写真左側の大型ビーム砲基部に見えるのが、モールドをエッチングパーツに変更した武装接続用のジョイントです。

 

次回は、塗装についてお送りします。

 

 

DATA

MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka(GUNDAM THUNDERBOLT版)

  • 1/100スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:7,560円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

関連情報

 


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